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カクヨムのAI利用ルールまとめ:推奨タグ3種、カクヨムコン、なろう・アルファポリス・pixivとの違い(2026年)
カクヨムはAIを使った小説の投稿を禁止していません。そのかわり三つの推奨タグで使い方を表示し、カクヨムコンではタグが必須です。他の投稿サイトとはルールの強さがかなり違います。
AIBookCraft Editorial · · 8分で読めます
出典確認日:
要点
- カクヨムでは、AIを使った小説の投稿は禁止されていません。2025年11月19日から、使い方に応じて「AI本文利用」(本文の目安50%以上がAI)、「AI本文一部利用」(50%未満)、「AI補助利用」(アイデア・資料・校正など)の三つのタグを付けるよう求めています。サイト全体では推奨で、タグでランキングが不利になることはないと明記されています。
- カクヨムコン(カクヨムWeb小説コンテスト)では、第11回からタグが応募作の必須条件になりました。第12回(応募期間2026年12月1日〜2027年2月1日)の応募要項にもタグの条件があり、実際の利用状況とタグが違う作品は選考対象外です。AIを使った作品を一律に除外する規定は見当たりませんでした。
- 他サイトのほうが厳しい場合があります。小説家になろうは「AI利用状況」の設定が必須で、全文をAIが生成した本文の投稿は禁止です。アルファポリスは2025年11月18日から、AI生成作品の全コンテスト応募と出版申請を受け付けていません。
結論:カクヨムはAI利用作品を禁止していない。タグで表示し、コンテストでは必須
カクヨムにAIを使って書いた小説を投稿することはできます。カクヨムが求めているのは、AIをどう使ったかを読者に分かるようにすることです。そのための推奨タグが三つあり、本文の大半をAIが書いた作品は「AI本文利用」、一部なら「AI本文一部利用」、アイデア出しや校正などの補助なら「AI補助利用」を付けます。検索サービスや文書ソフトの自動校正のような、日常的なツールに組み込まれたAI機能は対象外です。
一方で、AIかどうかに関係なく「膨大な量を短期間で投稿する行為」は2025年11月13日から禁止されています。AIで一日に何十話も投稿するような使い方は、タグを付けても公開停止やアカウント停止の対象になりえます。
出典:カクヨム:【重要】作品投稿に生成AIを利用している方へ、推奨タグ利用のお願い · カクヨム:過度な頻度での投稿の禁止について(2025年11月13日)
カクヨムの推奨タグ3種:どれを付ければいい?
タグは本文にAIが書いた文章がどれだけ入っているかで選びます。カクヨムの案内では、50%を目安に「AI本文利用」と「AI本文一部利用」を分けています。プロットの相談、資料集め、誤字のチェックにだけ使った場合は「AI補助利用」です。2026年5月27日のガイドライン変更で、この三つのタグはガイドライン本体にも書き込まれましたが、サイト全体での位置づけは引き続き「推奨」です。
カクヨムは、タグを付けたことでランキングなどが不利になることはないと明記しています。読者のなかにはAI作品を避けたい人も選びたい人もいるので、正直に付けておくほうが、合わない読者からの低評価を避けやすくなります。
| タグ | 目安 | 例 |
|---|---|---|
| AI本文利用 | 本文の大半(目安50%以上)をAIが生成 | 章の下書きをAIに書かせ、手直しして投稿 |
| AI本文一部利用 | 本文の一部(目安50%未満)をAIが生成 | 戦闘シーンや描写の一部だけAIの文章を使った |
| AI補助利用 | 本文には使わず、補助として利用 | プロットの相談、資料調べ、校正 |
| タグ不要 | 日常的なツールに組み込まれたAI機能 | 検索サービスのAI機能、文書ソフトの自動校正 |
出典:カクヨム:【重要】作品投稿に生成AIを利用している方へ、推奨タグ利用のお願い · カクヨム:小説投稿ガイドラインを一部変更しました(2026年5月27日) · カクヨム:小説投稿ガイドライン
なぜ2025年秋に「カクヨム AI」が話題になったのか
報道によると、2025年10月下旬、AIで書かれ一日に数十話を投稿していた作品がカクヨムの日間総合ランキングで1位になり、議論になりました(Decrypt、2025年10月29日)。この経緯は公式ページでは確認できず、報道で確認した内容です。
その後のカクヨムの公式対応は三段階でした。2025年11月13日に過度な頻度での投稿を禁止し(このお知らせにAIという言葉はありません)、11月19日に生成AIの推奨タグを告知し、11月30日にカクヨムコン11の応募作でタグを必須にしました。同じ時期の11月18日には、アルファポリスがAI生成作品のコンテスト応募と出版申請を止めています。
出典:Decrypt(報道):AI novel tops Japan's biggest fiction website(2025年10月29日) · カクヨム:過度な頻度での投稿の禁止について(2025年11月13日) · カクヨム:【重要】作品投稿に生成AIを利用している方へ、推奨タグ利用のお願い · カクヨム:カクヨムコン11 応募時の注意事項(生成AIタグの必須化) · アルファポリス:AI生成作品のコンテスト応募・出版申請について(2025年11月18日)
カクヨムコン12にAIを使った作品は応募できる?
第12回カクヨムWeb小説コンテストの応募要項は、生成AIを利用した作品に推奨タグを付けることを条件にしており、実際の利用状況とタグが異なる場合は選考対象外になると書いています。2026年10月15日時点の要項には、AI本文利用の作品を受賞対象から外すという規定は見当たりませんでした。
ただし、受賞後の書籍化では出版社ごとの判断が入る可能性があり、要項は修正されることがあります(第12回の要項は2026年10月6日にも修正されましたが、AIとは関係のない契約まわりの修正でした)。応募の直前にもう一度要項を確認してください。
収益化(カクヨムロイヤルティプログラム、ポイント名は「カクヨムリワード」)の規約にはAIについての記載がなく、AI利用作品が対象外になるかどうかは公式に書かれていません。一般のランキングからAI作品を除く規定も、公式ページでは見つかりませんでした。
出典:カクヨム:第12回カクヨムWeb小説コンテスト 応募要項 · カクヨム:カクヨムコン11 応募時の注意事項(生成AIタグの必須化) · カクヨム:カクヨムロイヤルティプログラム規約
投稿サイト別AIルール比較(2026年10月15日確認)
同じ「AIを使った小説」でも、投稿サイトによって表示の仕方とコンテストの扱いがかなり違います。カクヨムは表示を求める穏やかなルール、小説家になろうは設定の義務と全文AIの禁止、アルファポリスはコンテストと出版からの除外、という違いがあります。
| サイト | 投稿 | AIの表示 | コンテスト・ランキング |
|---|---|---|---|
| カクヨム | 可 | 推奨タグ「AI本文利用」「AI本文一部利用」「AI補助利用」(サイト全体では推奨) | カクヨムコンではタグ必須、虚偽は選考対象外。タグによるランキングの不利なし |
| 小説家になろう | 可(全文をAIが生成した本文は禁止) | 「AI利用状況」の設定が必須(AI直接使用・AI間接利用・AI補助的利用・AI不使用)。AI直接使用はキーワードが自動で付く | コンテストごとに追加条件あり。応募時などに企業へ利用状況が開示されることがある |
| アルファポリス | 可 | 「AI生成作品」タグを推奨(ポイント集計で不利にならない) | 2025年11月18日から、AI生成作品は全コンテスト応募と出版申請が不可 |
| pixiv | 可 | すべて、またはほとんどをAIで作った作品は「AI生成作品」設定が必須(小説も対象) | 2022年10月31日からAI生成作品は別ランキング |
| エブリスタ | 可 | 「制作情報の設定」で「AI生成作品」を選択 | コンテストごとに規定が異なる(報道で確認) |
出典:カクヨム:【重要】作品投稿に生成AIを利用している方へ、推奨タグ利用のお願い · カクヨム:第12回カクヨムWeb小説コンテスト 応募要項 · 小説家になろう:AI利用に関するガイドライン · 小説家になろう ヘルプ:AI利用状況の表示 · 小説家になろう:利用規約 · アルファポリス:投稿ガイドライン(AI生成作品タグ) · アルファポリス:AI生成作品のコンテスト応募・出版申請について(2025年11月18日) · pixiv:ガイドライン(AI生成作品設定) · pixiv:AI生成作品の取り扱いについて(2022年10月31日) · エブリスタ ヘルプ:制作情報の設定(AI生成作品) · 公募ガイド(報道):小説投稿サイトのAI規定まとめ
小説家になろうとの違い:設定は必須、全文AIは禁止
小説家になろうでは、2026年6月9日から作品ごとの「AI利用状況」の設定が必須になり、2026年9月1日以降は既存の作品も設定しないと更新できません。区分は「AI直接使用」「AI間接利用」「AI補助的利用」「AI不使用」の四つで、AI直接使用を選ぶと作品ページに定型文が表示され、キーワード「AI直接使用」も自動で付きます。
利用規約では、全文をAIが生成した本文の投稿と、AI利用状況の虚偽の設定が禁止されています。カクヨムよりも一段厳しいルールなので、両方に投稿する人は、なろうの基準に合わせて原稿を準備しておくと安全です。
出典:小説家になろう:AI利用に関するガイドライン · 小説家になろう ヘルプ:AI利用状況の表示 · 小説家になろう:利用規約 · なろうブログ:AI利用状況設定の必須化について(2026年5月26日)
投稿した小説がAIの学習に使われることは?
カクヨムの利用規約には、AIの学習やスクレイピングを名指しで禁止する条項はありません(私的使用を超える複製の禁止など一般的な規定はあります)。小説家になろうは、公式API以外の自動化された手段でのデータ収集を禁止しています。pixivのサービス共通利用規約は、AIの学習を含む情報解析の結果を使って投稿者の利益を害する行為を、投稿者の許諾なしに行うことを禁止しています。
著作権の面では、文化庁の「AIと著作権に関する考え方について」が、AIの開発・学習の段階と、生成・利用の段階を分けて考える整理を示しています。生成した文章が既存の作品の著作権を侵害するかは、通常の作品と同じく、既存の作品との類似性と依拠性で判断されます。
出典:カクヨム:利用規約 · 小説家になろう:利用規約 · pixiv:サービス共通利用規約 · 文化庁:AIと著作権について
AIを使った小説をカクヨムに投稿する前の確認
投稿の前に、次の順で確認しておくと迷いません。
- どこにAIを使ったかを書き出す(本文の下書き、一部の描写、プロット相談、校正)。
- 本文にAIの文章がどれだけ残っているかで、カクヨムのタグを選ぶ(目安50%)。
- 一度にまとめて大量に公開しない。書きためた話は予約投稿で間隔をあける。
- カクヨムコンや他サイトのコンテストに出すなら、その回の応募要項のAI条項を読む。
- 小説家になろうにも載せるなら、AI利用状況の四区分のどれに当たるかを決めておく。
- 既存の作品のキャラクターや文章に似すぎていないかを読み直す。
AIBookCraftで書いた原稿をカクヨムに載せる場合
AIBookCraftは、SecondEarth AI, Inc.が運営するAI小説・本の執筆アプリです。App Storeでは「AI小説・物語ジェネレーター」、Google Playでは「AI小説ジェネレーター」という名前で掲載されています。着想から構成を作り、章を自分で書いたり、Proの機能でAIに章の下書きを頼んだりでき、同じ原稿をWeb・iPhone・Androidで開けます。
AIBookCraftでAIに章の下書きを書かせ、それを手直ししてカクヨムに載せる場合は、AIの文章がどれだけ残っているかに応じて「AI本文利用」か「AI本文一部利用」を付けてください。構成づくりや言い換えの相談だけに使い、本文を自分で書いたなら「AI補助利用」です。AIBookCraftを使ったからといって、タグの判断が変わるわけではありません。
出典:AIBookCraft:製品情報 · AIBookCraft:無料プランとPro · App Store(日本):AI小説・物語ジェネレーター · Google Play:AI小説ジェネレーター · カクヨム:【重要】作品投稿に生成AIを利用している方へ、推奨タグ利用のお願い
よくある質問
カクヨムでAIを使った小説は禁止されていますか?
禁止されていません。カクヨムは「AI本文利用」「AI本文一部利用」「AI補助利用」の推奨タグで、AIの使い方を表示するよう求めています。ただし、AIかどうかに関係なく、短期間に膨大な量を投稿する行為は禁止です。
出典:カクヨム:【重要】作品投稿に生成AIを利用している方へ、推奨タグ利用のお願い · カクヨム:過度な頻度での投稿の禁止について(2025年11月13日)
AI本文利用のタグを付けるとランキングで不利になりますか?
カクヨムは、推奨タグを付けたことでランキングなどが不利になることはないと明記しています。
カクヨムコンにAIで書いた作品を応募できますか?
第12回の応募要項では、生成AIを使った作品は推奨タグを付けることが条件で、実際の利用状況とタグが違うと選考対象外になります。AI本文利用の作品を一律に除外する規定は、2026年10月15日時点の要項には見当たりませんでした。
校正や誤字チェックにAIを使っただけでもタグは必要?
アイデア出し・資料集め・校正などの補助に使った場合は「AI補助利用」が目安です。検索サービスや文書ソフトの自動校正のような、日常的なツールに組み込まれたAI機能は対象外とされています。
小説家になろうとカクヨムのAIルールの違いは?
なろうは「AI利用状況」の設定が必須で、全文をAIが生成した本文の投稿を禁止しています。カクヨムはサイト全体ではタグが推奨で、全文AIの禁止規定はありません。
出典:小説家になろう:AI利用に関するガイドライン · 小説家になろう:利用規約 · カクヨム:【重要】作品投稿に生成AIを利用している方へ、推奨タグ利用のお願い
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実際に試す出典と確認日
- カクヨム:【重要】作品投稿に生成AIを利用している方へ、推奨タグ利用のお願い — 確認日:
- カクヨム:小説投稿ガイドラインを一部変更しました(2026年5月27日) — 確認日:
- カクヨム:小説投稿ガイドライン — 確認日:
- カクヨム:過度な頻度での投稿の禁止について(2025年11月13日) — 確認日:
- カクヨム:カクヨムコン11 応募時の注意事項(生成AIタグの必須化) — 確認日:
- カクヨム:第12回カクヨムWeb小説コンテスト 応募要項 — 確認日:
- カクヨム:カクヨムロイヤルティプログラム規約 — 確認日:
- カクヨム:利用規約 — 確認日:
- Decrypt(報道):AI novel tops Japan's biggest fiction website(2025年10月29日) — 確認日:
- 小説家になろう:AI利用に関するガイドライン — 確認日:
- 小説家になろう ヘルプ:AI利用状況の表示 — 確認日:
- 小説家になろう:利用規約 — 確認日:
- なろうブログ:AI利用状況設定の必須化について(2026年5月26日) — 確認日:
- アルファポリス:投稿ガイドライン(AI生成作品タグ) — 確認日:
- アルファポリス:AI生成作品のコンテスト応募・出版申請について(2025年11月18日) — 確認日:
- pixiv:ガイドライン(AI生成作品設定) — 確認日:
- pixiv:AI生成作品の取り扱いについて(2022年10月31日) — 確認日:
- pixiv:サービス共通利用規約 — 確認日:
- エブリスタ ヘルプ:制作情報の設定(AI生成作品) — 確認日:
- 公募ガイド(報道):小説投稿サイトのAI規定まとめ — 確認日:
- 文化庁:AIと著作権について — 確認日:
- AIBookCraft:製品情報 — 確認日:
- AIBookCraft:無料プランとPro — 確認日:
- App Store(日本):AI小説・物語ジェネレーター — 確認日:
- Google Play:AI小説ジェネレーター — 確認日:
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