Chapter 18
Episode 18
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翔太は新幹線の窓から流れる景色を眺めていた。福島を出発してから、もうすぐ一時間が経とうとしている。車窓には、田んぼや山々が次々と映っては消えていく。その景色の中に、昨夜の星空が重なって見えた。
リュックの中にある観測ノートの重みを、翔太は感じていた。研哉から譲り受けたそのノートには、四十年分の星の記録が詰まっている。翔太はそれを開いて、最初のページをめくった。昭和五十七年の日付と、細かい字で書かれた観測記録。星座のスケッチには、星の位置が丁寧に書き込まれている。
「翔太、それ、研哉さんのノートか」
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