Chapter 17
初めてのデート
晴れて恋人同士になった悠真と莉子。初めてのデートは、ぎこちないながらも、お互いの存在を確かめ合う幸せな時間となる。二人の距離は、さらに縮まっていく。
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桜色の季節は過ぎ、初夏の日差しが街を明るく照らし始めていた。佐倉悠真と橘莉子は、晴れて恋人同士になってから、初めてのデートの約束をしていた。約束の場所は、街外れにある静かな公園。悠真は、朝からそわそわしていた。初めてのデートという響きだけで、胸が高鳴り、どうしていいかわからなくなる。莉子に、どんな顔で会えばいいのか、どんな言葉をかければいいのか、頭の中をぐるぐると考えてしまう。
「大丈夫だって、俺がついてる」
幼馴染の田中健太は、そんな悠真の様子を見て、肩を叩いた。
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