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遊べる物語
君と奏でる星降る夜
綺麗な夜空には星々まで祝福するーー
最初の場面は登録なしで無料で遊べます。
これまでのあらすじ
…翔太はその指先を見ていた。星の光に照らされた夜の美月とは違う、昼の光の中で紙を見つめる美月がいた。 「翔太くんのは、作ってもらったの?」 突然の問いに、翔太は首を振った。自分の出生時刻なんて知らない。 「じゃあ、今度教えて。翔太くんの星も見てみたい」 美月はそう言って、ホロスコープを翔太に返した。その手が、一瞬だけ翔太の指に触れた。 晴人が咳払いをした。 「俺、そろそろ帰るわ。翔太、美月さんに聞かれたこと、ちゃんと答えとけよ」 意味深な言葉を残して、晴人は階段を降りていった。 二人きりの天文台に、西日が斜めに差し込んでいた。 美月は窓に歩き寄り、夕方の空を見上げた。 「晴人くん、意外だったな。あんなに星のことに真面目なんだね」 「あいつは、端から見ると不思議君だからな」 翔太の言葉に、美月がふふっと笑った。 「翔太くんも同じだよ。星の話をする時、目が変わる」 美月が振り返った。逆光の中で、表情がよく見えなかった。 「ねえ、私の星図。もう少し詳しく読んでみてもいい?」 翔太には、美月が何を聞いているのか分からなかった。占星術のことか、それとも別のことか。 「俺に分かるかな」 「翔太くんなら分かるよ。だって、私の星を一番近くで見てくれてるから」 美月の声が少し震えた。翔太は返事を見つけられずに、ただ彼女のシルエットを見つめていた。 その時、美月のスマホが鳴った。彼女は画面を見て、息を呑んだ。 「翔太くん…お祖父ちゃんから、手紙が来てる」 美月の手が、スマホごと小さく震えていた。