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遊べる物語
君と奏でる星降る夜
綺麗な夜空には星々まで祝福するーー
最初の場面は登録なしで無料で遊べます。
これまでのあらすじ
…「僕も、嬉しいよ」 翔太はそう言って、スマートフォンを握りしめた。その手のひらに、確かな温もりが広がった。 通話が切れた後、翔太はしばらくその場に立ち尽くしていた。空には、秋の青空が広がっている。その青空の向こうに、自分の星が輝いている。そのことを、翔太は確かに感じていた。 その夜、翔太は自室で星図を広げていた。自分の生まれた場所と時間。その情報を、星図に書き込む。そして、それを基にして、空想上のホロスコープを描いてみた。そこに、何かが浮かび上がるかもしれないと思って。 窓の外には、星々が輝いている。翔太はその星々を見上げながら、次の流星群の夜を空想した。美月と研哉と、三人で星を見る。その光景が、翔太の中で確かな形を持ち始めている。 翌朝、翔太が学校に向かう途中、スマートフォンが震えた。美月からのメッセージだった。 「翔太くん、おじいちゃんがね、次の流星群の日を決めたって言ってるんだ。来週の土曜日。夜の九時から、観測を始めるって」 翔太はその言葉に、息を呑んだ。次の流星群の日。それは、自分が福島に行く日でもある。 「わかった。必ず行く」 「うん。待ってるね」 翔太は通話を切って、晴人の方を向いた。天文台で待ち合わせをしていた晴人に、そのことを伝える。 「来週の土曜日だ。福島に行く」 晴人は静かにうなずいた。 「準備はできているか」 「ああ。もう、できている」 翔太はそう言って、もう一度望遠鏡をのぞき込んだ。星団と、自分の星。その二つの光が、確かに夜空の中で重なっている。その光景が、翔太の中で新たな決意を確かなものにしていた。