場面を準備しています…
遊べる物語
君と奏でる星降る夜
綺麗な夜空には星々まで祝福するーー
最初の場面は登録なしで無料で遊べます。
これまでのあらすじ
…翔太はその言葉に、研哉の元気な姿を想像した。そして、次の流星群までに、自分も準備をしっかりと終えなければと、気持ちを引き締めた。 放課後、翔太は晴人と一緒に天文台に向かった。机の上に研哉のノートと星図を広げて、観測計画の最終調整を始める。 「翔太、この星団の観測時間は、午後九時から十一時がベストだ」 晴人がノートの記録を指さしながら言った。翔太はその時間を星図に書き込んだ。 「流星群のピークは、午後十時過ぎだ。ちょうど、星団の観測時間と重なる」 「完璧だな」 翔太はそう言って、ペンを置いた。観測計画が、ようやく完成した。 「晴人、ありがとう。お前のおかげで、ここまで来られた」 晴人は少し照れたように笑った。 「俺も、自分のためにやってるだけだ。でも、研哉さんのノートを読み解くことができて、よかったと思う」 翔太はその言葉に、うなずいた。そして、スマートフォンを取り出して、美月にメッセージを送った。 「観測計画、完成したよ。星団の観測時間は午後九時から十一時。流星群のピークと重なる」 しばらくして、美月から返信が来た。 「すごい! 私も、古い望遠鏡の調整が終わったよ。次の流星群、絶対に成功させようね」 翔太はそのメッセージを読んで、胸の奥が熱くなった。美月との約束が、確かに形になりつつある。そのことを、翔太は強く感じていた。 天文台の外に出ると、空には星々が輝き始めていた。翔太はその星々を見上げながら、次の流星群の夜を想像した。美月と研哉と、三人で星を見る。その光景が、翔太の中で確かな希望として輝いていた。